柴田 博之

profile

所属球団
元西武ライオンズ
氏 名
柴田 博之(しばた ひろゆき)
ポジション
生年月日
出身地
外野手
1976年7月8日
滋賀県

【球歴】

出身中学(出身チーム)
栗東中学校 軟式野球部
出身高校
栗東高校(滋賀県)
出身大学
東北福祉大学
その他出身チーム

【プロ野球歴】

プロ野球入団
1998年 ドラフト4位 西武ライオンズ
所属球団( )内は背番号
1999年~2007年 西武ライオンズ (12→2)
引退
2007年

【プロ野球(NBA)通算成績】

通算:9年
試合数 打数 得点 打点 安打数 二塁打数 三塁打数 本塁打数 盗塁 犠打 犠飛 四球 死球 三振 打率
337 774 124 51 204 16 13 5 73 40 3 95 14 123 .264

next stage

2008年~現在  「トムス野球塾」塾長
【 塾名 】
「トムス野球塾」
【 住所 】
東京都東大和市向原1-2-4
【 開講日 】
月~土 15:30~
【 受講生 】
3歳~中学3年生まで (一部一般も)
【 電話番号 】
042-569-8270
【 地 図 】
場所はコチラ
【 WEBサイト 】
http://www.tms-baseball.com/

interviews

「子供達って吸収も早くて上達してるのが目に見えて分かるんです。 このトムス野球塾をやっててそれが一番の楽しみになってますよ。」

  • 真木
    「今日は忙しいところよろしくお願いします。
    現役時代は対戦はしてたけど、こうやってゆっくり話をするのは初めてだよね?」
  • 柴田
    「そうですね~。 でも、実は僕、プロで初ヒットを打ったのって真木さんからだったんですよ!」
  • 真木
    「マジで~? それは知らなかったな~、そうなんや~。 じゃあ俺が柴田君を成長させたようなもんなんだね~ (笑)
    やっぱりそういうのって覚えてるもんだよね?」
  • 柴田
    「そうですね。 たいしたヒットじゃなくてストレートに思い切り差し込まれたピッチャーの頭を越えていくようなどん詰まりだったんですけど・・・」
  • 真木
    「あたりはどうであれ、それがプロ生活の原点だもんね~。 ところで有名な話だけど、柴田君の家は競馬のジョッキー一家なんだよね? お父さんも親戚とかもだよね? そんな環境でも子供の頃は野球を始めたんだ?」
  • 柴田
    「そうですね。父がジョッキーだったから競馬の厩舎がある栗東市の競馬関係者しか入れない団地みたいなところに住んでたんですよ。 子供の頃は朝早く起きて馬に乗せてもらったりしてたんですけど、父が仕事から帰ってくるとキャッチボールして遊んでもらったり、周りの友達と一緒に野球をして遊んだりしてましたからね。 今も活躍してるジョッキーの福永祐一とか池添謙一なんかは幼なじみで一緒に野球をして遊んでた仲なんですよ。」
  • 真木
    「ほとんどの人はそのまま競馬関係の仕事に就いた中で、柴田君は野球の世界に進んで珍しかっただろうね。 子供の頃から野球選手になりたいって思ってたの?」
  • 柴田
    「いえ、小学2年生くらいで野球チームに入ったんですけど、最初の頃は僕もジョッキーになるもんだと思い込んでた記憶がありますね。」
  • 真木
    「競馬だらけのその環境で育ったら自然とそう思うだろうね~。 それがいつくらいから野球に熱中するようになったの?」
  • 柴田
    「小学4年生くらいかな~。 父は野球が好きで、夜はいつも巨人戦のテレビを見てたんですよ。 その頃は家にテレビが1つしかなかったので自然と一緒に見てたら、野球もいいな~って思うようになってましたね。 当時はジャイアンツの篠塚さんに憧れてたんですよ。」
  • 真木
    「中学も高校も栗東の学校だもんね? 中学とか高校の頃は、もうジョッキーになる思いはまったく無くなってた?」
  • 柴田
    「そうですね。 もう中学に入る頃には完全に野球だけでしたね。 高校の頃は自分は野球でプロになるんだって思ってましたからね。」
  • 真木
    「そうなんだ~。 高校の頃から結構注目されるような選手だったんだ?」
  • 柴田
    「足と肩には自信ありましたね。 春の近畿大会に出た時、試合前、球場に入ってキャッチボールをするじゃないですか。その時、相手を一番遠くまで離れさせて、更にわざとスタンドに投げ込んだりしてアピールしたりとかしてましたね。 遠投はその頃から120メートルくらいは投げれてましたね。」
  • 真木
    「肩も強かったんだ~。 西武ライオンズの柴田選手って言ったら、メチャクチャ足が速いってイメージだったけどね。 足も昔から早かったの?」
  • 柴田
    「いや~、小学校から中学校の頃まではまだまだ体も小さくて女の子に負けたりしてましたよ。 高校に入って一気に体が大きくなって。それからですね、足も速くなったし肩も強くなったのは。」
  • 真木
    「体が成長する時期って分からないもんね~。 こればっかりは努力しただけでは結果も出ないしね~。」
  • 柴田
    「そうですね。 僕は高校に入ってウェイトトレーニングとか食事とかもしっかりとやったつもりでしたね。 たまたまかもしれませんけど、その時期に体も大きくなってきて自分でも野球のパワーが増してきてるのを感じる事が出来たのでますます真剣に取り組む事が出来ましたね。」
  • 真木
    「それで高校から東北福祉大学に行ったんだよね? 大学野球はどうだった?」
  • 柴田
    「入学してすぐにメンバーに入れたんですよ。 それで、まだ東北ですから気温もマイナスの寒さの中でアピールしなきゃって思って、濡れても大丈夫なレインボールってあるんですけど、それで思い切り投げ込んでたんです。 そしたら肩が痛いな~って思うようになって、それでもまだ我慢してたら今度は肘も痛くなってきて、結局1年生の秋には手術する事になってしまったんです。」
  • 真木
    「そうなんだ?大学でも手術してたんだ? もったいない事したね~。その入学してすぐ無理をしなければ手術なんかしなくて済んだかもしれないのにね~。 それでリハビリをして復帰して西武ライオンズからのドラフト指名だったんだ?」
  • 柴田
    「そうですね。 2年生の時はリハビリで、3年生から復帰した感じですね。 同じ東北福祉大学のチームメイトで当時のダイエーホークスに逆指名をしてた松投手僕と2人がドラフト指名されたんです。 松は逆指名だったから別ですけど、事前に間違いなく指名されるって聞いてはいましたけど、やっぱり指名の連絡をもらうまではドキドキしてましたね。」
  • 真木
    「逆指名じゃない選手ってみんなドラフトはドキドキしてるもんだよね。 プロ生活の中で一番印象に残ってる場面ってどんな事?」
  • 柴田
    「そりゃ、真木さんって事にしときましょう! (笑)」
  • 真木
    「なに? プロ初ヒットって事? 俺も覚えててもらって嬉しいんだか悲しいんだか分からないね~・・・。(笑)
    一気に話は飛んじゃうんだけど、プロ生活の引退ってどんな感じだった? ライオンズから戦力外を通告されて、トライアウトは受けたの?」
  • 柴田
    「はい、トライアウトは2回とも受けましたよ。 そのシーズン、2軍でしたけどほとんど試合に出てましたから、体も元気でしたしそのまま秋の教育リーグで宮崎にも行ってたんです。 来年も頑張るぞって時に戦力外になったんです。 それなのにトライアウト受けても他球団から声掛からなかったし、これからどうしようって気持ちが強くなってきましたね。」
  • 真木
    「プロ以外での現役続行は考えなかったの?」
  • 柴田
    「そうですね。独立リーグや社会人野球とか、そういうのはまったく考えませんでしたね。 何をしたら良いんだろうって家でボケ~っとする日が続いたり、頭の中が真っ白になってましたね。 それから1月の終わりくらいに地元の恩師のところに挨拶に帰って、そこでたまたま、子供達に野球を教える事を仕事にしてる人と会ったんです。その人と話してるうちに、自分もやれないかなって思うようになったんです。」
  • 真木
    「それでこっちに戻ってきて準備を始めたんだ? その時にはもう現役引退の決心は出来てたんだ? 決心するのに気持ちを引きずる事はなかった?」
  • 柴田
    「なかったと言ったらウソになりますけど、それでもとにかく家族もいて生活もしていかなきゃいけないって思って決心させられてましたね。」
  • 真木
    「実際はどう? まあ、野球を教えるって事で野球とは離れてはないけど、現役を引退してからの仕事とか生活とかは?」
  • 柴田
    「やっぱり今まで考えた事もなかったような事を考えるのが大変ですね。 運営していく為には売上も上げなきゃいけないし、その為には僕一人の力では無理ですしね。 でも子供を教えてるので、その子供達が上達してるのを見るとやりがいを感じますよね。子供だからすごく吸収も早いですし、その辺は楽しくやらせてもらってます。」
  • 真木
    「それは良かったね~。 やっぱり野球と関われるって言うのが一番かもね。
    じゃあ最後になるけど、このサイトを見てくれてる子供達とかその親の人達に伝えたい事とかアドバイスがあればお願いします。」
  • 柴田
    「子供にはどんどん夢を追い求めて欲しいと思います。 その為に、あいさつや礼儀はもちろんですけど、いろんな事に感謝の気持ちを持てるようになる事が近道だと思ってます。 人との出会いとかにも感謝をして大切にしてほしいですね。」
  • 真木
    「たしかに! 人との出会いに感謝して大切にするって重要だよね。 子供には難しいかもしれないけど、それは身に付けてほしいと思うね。 俺も現役を引退してから初めて気が付かされた事なんだよね~。」
  • 柴田
    「それと、一日一日を大切にして諦めずに続ける事が大事だと思います。 みんな誰でも、明日でいいやって思う事があると思うんですよ。 それを、今頑張るんだって気持ちを大切にしてほしいですね。」
  • 真木
    「うんうん、こうやって子供達に教えてたら親と接する事も多いと思うけど、その親の人達に対しては何かある?」
  • 柴田
    「そうですね~。 子供達が頑張ってる姿を見守ってあげて欲しいですね。 口うるさく言う事が必要な時もあると思いますけど、子供の意思も尊重してサポートしてあげて欲しいと思います。」
  • 真木
    「OK。 ありがとう。
    またいろいろと元プロ野球選手同士で何か出来ていけたらいいな~って思ってるから、その時はよろしくね。」
  • 柴田
    「こちらこそよろしくお願いします。」
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