泥汚れ洗剤を選ぶときのポイント

泥汚れ洗剤の選び方①

洗濯用洗剤の種類は、液体タイプと粉末タイプとありますが、なぜ分かれていて、どう使い分けるのでしょう?
なんとなく、粉末洗剤は古くて、液体タイプは新しいイメージを持っている方も少なくないと思います。液体洗剤の方が種類も多く販売されていますし、人気なようにも思います。

まず、一般的に洗濯用洗剤には、「アルカリ剤」と「界面活性剤」の2種類あります。
アルカリ剤は「泥汚れ」を、界面活性剤は「皮脂汚れ」を落とすのに向いています。
粉末タイプの洗剤には「アルカリ剤」の割合が多く、液体タイプの洗剤には「界面活性剤」の割合が多く含まれています。
そのため、泥汚れ専用洗剤は、ほとんどが粉末タイプの洗剤なのです。
液体タイプ洗剤と粉末タイプ洗剤は、それぞれ含まれている成分の割合が違うため、汚れに対しての効果も違うのです。

液体タイプの洗剤は、ほとんどのものが弱アルカリ性か中性です。
弱アルカリ性は、中性に比べると洗浄力が高く、中性は弱アルカリ性に比べると生地への負担が少ないです。
しかし、弱アルカリ性の液体タイプ洗剤は、水に溶かすと中性になるものが多いため、洗剤だけでしっかり汚れを落としたい場合は、粉末タイプの洗剤をおススメします。

そして、泥汚れ専用洗剤は、泥汚れを分解する酵素が入っています。

酵素とは?
繊維の奥に入り込んだ汚れや、しつこい皮脂汚れなど、界面活性剤だけでは落とせない汚れを分解して落としやすくする成分です。
浸け置きすると特に効果的です。
塩素系の漂白剤と一緒に使用すると、酵素の働きを抑えてしまうため、併用は避けましょう。

泥汚れ洗剤の選び方②

・リン配合→多くの泥汚れ専用洗剤では、汚れ落ちがいいため、リンが使われています。
まだ下水設備がなかった1970年代に、洗剤が使用された後、下水処理でリンが取り除くことができず、そのまま川や海に流されてしまうため、河川などで発砲が見られたという問題があったため、あまり良くない成分のイメージがあるようです。
しかし、当時上記のようなことがあった要因として、農業用肥料や、下水施設の有無などさまざまな要因があったと言われており、諸説あるため、リン配合の洗剤だけが原因で起こったことではないようです。
泥汚れの洗濯物を毎日洗濯する家庭は日本全体でみれば少なく、当時に比べ、現代は下水道施設が普及しているため、環境への負担も限りなく低いのです。

・蛍光増白剤配合→蛍光増白剤とは、漂白剤とは違い、色素を破壊して脱色するのではなく、落としきれない汚れを目に入ってくる反射光を利用し、白くなったように見せる染料のことです。
蛍光増白剤は、白いものをより白く見せる効果があるため、パステルカラーなどの淡い色のユニフォームに蛍光増白剤が入っている洗剤を使用すると、色褪せて見えてきてしまいます。
そして、皮膚に刺激があったり、アレルギー反応を引き起こすことがあるため、肌が弱い方や、アトピー性皮膚炎の方には、蛍光増白剤が含まれない洗剤を選んだ方が良いでしょう。
しかし、蛍光増白剤は、皮膚を通して入る量が極めて少ないため、気になる方のみでいいと思います。
蛍光増白剤が入っていない商品の場合、パッケージに目立つように表記されていることが多いです。

汚れが落ちる仕組み

泥の汚れは、粒子が細かい上に有機物を含んでいるため、一度繊維の奥に入り込んでしまうと、非常に落としづらくなってしまいます。
そのため、普通に洗濯機に入れるだけでは汚れは落ちないのです。

泥汚れには、もともと、プラスイオンとマイナスイオンの両方が含まれています。
この汚れに、強いマイナスイオンが含まれたアルカリ剤の洗剤が覆いかぶさると、泥の中のプラスイオンを引き寄せます。
すると、泥汚れにはマイナスイオンのみ残り、マイナスイオン同士が電気的に強く反発し合い、泥自体が細かく分解されるのです。
その結果、泥汚れが落ちるという仕組みになっています。

もう1つの液体タイプの洗剤は、水に馴染みやすい部分と油に馴染みやすい部分の両方を性質を持っています。
界面活性剤が油を包み込んで細かく分解し、本来は水には溶けない油が、界面活性剤を介して水に馴染んで溶けだし、皮脂汚れが落ちるという仕組みになっています。

そして、洗濯機に他の洗濯物と一緒に洗って、、物理的に汚れを揉み出すことによって綺麗になります。
しかし、洗濯物を洗濯機いっぱいに入れると、洗濯機の底のパルセーターが回っても一番上は少ししか動かず、洗剤が入っていても物理的な力があまり加わらないため、汚れが落ちません。
さらに、汚れが上に浮いてきて、それが衣類に再付着するため、干した時に白い汚れが付いていたり、衣類が黄ばんだりしてしまいます。

それを避けるため、洗濯機の規定容量よりも3割少ない洗濯量で洗うことをおすすめします。洗濯が充分回転し、汚れが良く落ちます。

おススメの泥汚れ石鹸

洗濯機に入れる前の洗濯をするのに人気な石鹸を紹介します。

☆ウタマロ石鹸マホー石鹸
価格:100円(税抜き)

昔からある商品で、クチコミでもかなり人気な商品です。爽やかなハーブ系の香りです。
純石鹸成分98%、植物由来の油脂と水酸化ナトリウムでできており、中和法という、不純物を可能な限り取り除き、純度が高い石鹸を作るときに使われる製法でできています。
洗濯機に入れる前に水で泡立ててから揉み洗いをしますが、その際、水に溶けやすいので生地に塗りやすく、生地が傷みにくいです。
泥汚れや靴下汚れ、食べこぼし汚れなどの頑固な汚れに効果を発揮します。
すこしこするだけですぐに泥がよく落ちていきます。
ホームセンターやドラッグストアなどの洗剤コーナーの一画にあります。

☆ブルースティック
価格:3本組 2セットで462円(税抜き)

汚れに強い洗剤と、油汚れに強い重曹の両方の特徴を持った、酷い汚れ専用の石鹸です。
包装紙を少しずつカットしながら使えるスティックタイプなので、汚れに直接塗ることができ、石鹸で手が汚れることがありません。
ブルースティックを塗っただけでだいぶ綺麗に汚れが落ちるので、泥を乾かしたり、ブラシでこする時間がない場合でもこれ1本でかなり汚れが落ちます。
さらに、石鹸が溶けにくく、少量で汚れがとても落ちるので長持ちします。
しかし、こちらの商品はホームセンターやドラッグストアで簡単には手に入らないのです。横須賀で作られており、店舗で直接購入するか、インターネットで購入するしかないです。

☆激落ちくん ガンコ汚れ洗濯石けん
価格:110g  260円(税抜き)

手が汚れないように、専用ケースが付いています。
そのケースは保管も便利で、縦置きができたり、壁にも掛けることができます。
洗濯前に汚れ部分にムラなく塗り、3~5分以上水に浸します。しつこい汚れには30分以上浸け置いてください。少し揉み洗いするとより効果的です。

☆エネロクリーン
価格:170g  3本セット1,851円(税抜き)

実際にクリーニング店で使用されている石鹸です。
石鹸成分を主体に、天然系の石鹸カスの分散剤を配合したものです。
石鹸成分が泥汚れに働き、洗剤成分は血液や皮脂汚れに、溶剤成分は染み汚れに効果的です。

☆青ざらし
価格:180g  143円(税抜き)

植物油を原料として独自の製法で作られた洗濯用石鹸です。
合成界面活性剤、蛍光増白剤などの添加物が一切配合されていません。
水分が少なく、硬い石鹸なので長持ちします。
洗濯後のすすぎが楽です。

☆あいマルセルせっけん
180g  159円(税抜き)

原料の油脂をじっくり釜焚きし、自然に結晶させて固める、伝統的な枠練りという製法で作られた洗濯用石鹸です。
生地が緻密で硬く、純石鹸分98%の高密度な石鹸です。
溶け崩れしにくく、長持ちします。

石鹸で前洗濯をする際は、しっかりすすぐようにしましょう。
石鹸がユニフォームに残ってしまうと、黄ばみの原因になります。
石鹸カスや洗い残された皮脂汚れは、石鹸カスが分解すると、油脂に戻ってしまいます。これが衣類に残ってしまうと黄ばみや臭いの原因になります。

おススメの泥汚れ専用洗剤

上に挙げた石鹸とブラシで完璧に真っ白になる場合もありますが、毎日手洗いするのも大変ですし、泥汚れがしつこかったり、時間がない!という場合は、洗剤1つで綺麗に汚れを落とせたらいいですよね。
そんな理想を叶えてくれる洗剤をいくつか紹介します。

☆レギュラー
価格:2kg  1,600円(税抜き)

レギュラーは、泥汚れ専用洗剤でおなじみです。
「プロ野球選手のユニフォームって、どうして毎日キレイなの?」という一言がきっかけで開発されました。
プロ野球選手のユニフォームを洗濯していた業者が使用していたほどクオリティが高い洗浄力を持っています。
頑固な汚れの場合、35~45℃のお湯に洗剤を溶かし、30~60分ユニフォームを浸け置き、取り出すときに汚れている部分を軽く揉んで、あとは洗濯機に入れるだけです。 ゴシゴシこすり洗いをする必要がないのです!見違えるほど真っ白になります!
もちろんスポーツする際に付着する皮脂汚れや血液の汚れにも強く、あらゆる汚れを酵素で落とします。
天然ハーブ系抗菌・消臭成分が配合されており、臭いの元になる菌を分解します。
香りも、スポーツの時に残らないようなサッパリとした柑橘系の香りになっています。

購入する際、まずはこの商品を試してみたい!という方向けに、お試し用3回分200円(税抜き)があり、気軽に試すことができます。
2kgで購入する場合、1ヶ月に8~10回程洗濯する方におススメで、軽めの汚れなら1箱で約150回、頑固な汚れでも約70回の洗濯ができます。
その他、4kg  2,800円(税抜き)、12kg  7,000円(税抜き)も取り揃えています。
今ならおまけで、1商品購入につきお試し用3回分もプレゼントしています。

☆泥スッキリ303
価格:1.5kg  2,500円(外税)

泥汚れに悩む親御さんからの声を元に開発された商品です。
コストパフォーマンスが良く、1箱で約2ヶ月半も使えます。
酵素、ビルダー、界面活性剤のトリプルパワーで、しつこい泥汚れや汗染み、ツンとくる汗の臭いを強力除去します。さらに生地を傷めません。
42℃程のお湯約10リットルに洗剤20gを溶かし、1~2時間、汚れによっては一晩浸け置き後、軽くさするように洗うと汚れ落ちがとてもいいです。

☆泥スッキリ305
価格:1.54kg  2,500円(税抜き)

赤土の泥汚れ専用に作られた洗剤です。
こちらもコストパフォーマンスが良く、1箱で約2ヶ月も使えます。
303より高力価酵素効果配合で、タンパク質を落とす効果が倍増しました。

☆ポール
価格:2kg  1554円(税抜き)

大さじ一杯で泥汚れやしつこい皮脂の汚れもスッキリ洗い落とします。
天然ヤシ油系の高級アルコール系の界面活性剤を使用しているので、手肌や生地に優しいのがメリットです。
特殊な漂白剤を配合しているので、仕上がりは気持ちいいぐらいの白さになります。
洗濯をする30分~1時間程前に、お湯に洗剤を溶き、浸け置きしてから洗濯すると綺麗に落ちます。
低発砲なので、すすぎが1回で十分です。絹やウールには使用できないので、注意してください。

☆ドロンパッ
価格:2kg  1,500円(税抜き)

スプーンが入っていなかったり、デザインやチラシに費用をかけていないことでコストを削減し、業界最安値で販売されています。
独自のオリジナル酵素を使用しており、繊維の奥に入り込んだ泥汚れをぐんぐん落とします。

☆泥汚れZ(ユニフォームウォッシュ)
価格:1kg 1,886円(税抜き)

5リットル程の40~50℃のお湯に洗剤15gを溶かし、1時間程浸けておきます。
浸け置きした後の真っ黒な水から、泥汚れが再度ユニフォームに付くこともないです。
あとは洗濯機に入れて洗うだけです。
洗剤に浸け置きするだけで綺麗になるため、ゴシゴシこする必要がないのです。
泥汚れだけではなく、皮脂汚れや汗染みにも強い洗浄力を発揮します。
リンや界面活性剤や蛍光増白剤を使用していないため、環境にも優しいですし、肌にも優しいです。

一般的な洗濯用洗剤は、水溶性の汚れと油溶性の汚れを落とす成分しか入っておらず泥汚れには向いていません。
それに対して、泥汚れ専用洗剤なら、汚れを分解する酵素が入っており、通常の洗剤では落ちない不溶性の汚れが落ちるのです。
泥汚れを繊維から引き離す作用があるため、もみ洗いをしなくても綺麗におとすことができます。

泥汚れが付着して、普通の洗濯物と同じ洗い方をしていて、汚れが落ち切っていないまま繰り返し使用してしまっているユニフォームは、おそらく紹介してきた洗濯方法でも汚れは落ちないと思った方がいいかもしれません。
汚れが落ちるか、どうしても試してみたい!という場合は、43~45℃までのお湯で浸け置きし、柔らかめのブラシで丁寧にこすり洗いしてみてください。
それを何度か繰り返します。そうすれば、汚れは薄くなっていくでしょう。
ただし、以前に、汚れの部分に漂白剤を使ってしまった場合は汚れが落ちません。

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